今回、数年ぶりに新レンズ SIGMA
18-35mm F1.8 DC HSMを購入した。
心を揺さぶられたのはズームレンズ世界初の開放値
F1.8通しの謳い文句
古い町並み等を歩いていると60mmの単焦点では画角が狭すぎる
しょうがないのでTAMRON SP AF 17-50mm F2.8を使うことが多いのだが
これだと開放がいまいち甘くて不満があった。
そこで明るい単焦点代わりに使えるズームがあればと思っていたが
まさにこれがツボにはまってしまったのです。
開放でもシャープなのはSIGMAレンズのいいところなのですが
以前買ったSIGMA 50mm F1.4は定評のいいレンズで
ポートレートでは透き通るような描写で威力を発揮したが
風景撮影では線が細く明暗差の激しい部分でやたらフリンジが発生し
色収差が酷くとても使う気になれず結局手離すことになった。
その記憶のあるSIGMAレンズは正直どうなのか不安があった
ネットで公開されている写真に7Dを使ったものが掲載されていたが
これだと間違いなく開放だと色収差出まくりの写真が
みごとな解像感で写されていた。
ワイド端ではさすがにわずかに倍率色収差が発生するが
PhotoshopのカメラRAWで完全に消し去ることが可能だ
これまで安くていい、コスパの高いレンズばかり買ってたが
今回はちょっと敷居が高い、しかし仕様にはどうも防塵防滴仕様がないようで
それがないからこそ、この性能でこの価格が実現出来たのかも知れない。
明るい単焦点を何本も揃えることを考えると遥かに安上がりだと言う考え方もある
レビューを見たらAFのピントがズレるなどの不満点も出ているが
僕のものはテスト撮影した限り見事にピントが合致していた。
撮影最短距離は28cmと結構寄れるし
F1.8のボケはマクロレンズに迫る描写を見せる?
うわさ通りの透明感のあるシャープな描写は
ズームレンズと言うことを忘れてしまいそう。
しかし難点はデカくて重い(^_^;)
70-300mmズームと同じくらいはあるだろうか・・・
この明るさを実現するにはしょうがないか
それでもフルが買えないAPS-Cユーザーにうれしい1本です。
★早速、公園てテスト撮影1枚目はF11まで絞ったものです。
ワイド端18mmでわずかに色収差がありましたがPhotoshopで完全に補正できました。

★以下すべて開放
F1.8にて撮影 補正はアンシャープのみ








